ワールドダイスター AnimeJapan 2023 TVアニメ放送直前キャストトークショー
4月9日よりTOKYO MX、MBS、BS11ほかにて放送・配信がスタートするTVアニメ『ワールドダイスター』。TV放送が迫る3月26日(日)、「AnimeJapan 2023」(東京ビッグサイト)にて、ステージイベント「ワールドダイスターTVアニメ放送直前キャストトークショー」が開催されました。プロジェクトとキャラクターの魅力を大いに語ったトークショーの模様をレポートします。
登壇者は、鳳 ここな役の石見舞菜香さん、静香役の長谷川育美さん、カトリナ・グリーベル役の天城サリーさん、そして柊 望有役の森 なな子さん。ステージの開幕と共に司会の森さんが登場し、大きな拍手の中、石見さん、長谷川さん、天城さんを呼び込みます。それぞれが挨拶をすませると、森さんから作品についての説明が行われました。
本作の舞台は、輝かしい演じ手――ダイスターの出現によって演劇が世界規模の大ブームとなった20世紀。数多の役者がダイスターを目指し、その頂点である“ワールドダイスター”になることを夢見ているという世界観の下、ワールドダイスターに憧れる少女・鳳 ここなの夢と輝きに満ちた物語が描かれていきます。
本プロジェクトはTVアニメのほか、今夏配信予定のゲームアプリ『ワールドダイスター 夢のステラリウム』、4月2日より連載がスタートするコミカライズ『ワールドダイスター アンコール!』など、さまざまなメディアミックスが展開される予定です。トークショーでは、本プロジェクトについてキャスト陣が「3つの推しPOINT」――「美少女キャラクター」「TVアニメの見どころ」「ゲームアプリの見どころ」を“自分の得意分野”でプレゼンしていきます。
まずは「美少女キャラクター」について、最初に指名された天城さんは、「美少女キャラクター風 英語」でプレゼンするように言われ、流暢な英語にところどころ日本語を交えながらプレゼンしていきます。「美少女なだけではなく、ちゃんと実力もあり演じ手の頂点を目指すという夢もあります。美少女が何かを目指すということは、キラキラにキラキラがプラスされて、キラキラだらけです。今、このアニメ、ゲームを応援してくださると、その美少女たちと一緒に旅路を共にできるという特典があります」と、日本語でも詳しく説明してくれました。
キャラクターたちを深掘りするため、シリウスに所属する4人をキャスト陣がそれぞれ声をあてているキャラクターについて紹介していきます。最初は、幼い頃からシリウスに憧れる鳳 ここなについて。「表情が豊かで演じていて楽しい」という石見さんは、彼女のセリフ「もし出来れば、ダイスターになりたいです!」のひと言に注目。「明るいけれど実はネガティブな面もあり、いつも静香ちゃんに背中を押してもらっています」と紹介しました。その静香を演じる長谷川さんはここなの「積極的にまわりの子に絡んでいく」姿に注目しているそうで、ここなとカトリナの最初のやりとりを見てほしいと語りました。
ここなの親友であり、行動を共にしている静香について、長谷川さんは「ここなに対しては『“もし出来れば”じゃなくて、 “絶対”でしょ!』って言うタイプ。常にここなの横に立って、絶対大丈夫と励まし続ける親友キャラです。演じていて自分にも自信がつくような感覚になりますし、みんなこうありたいと思うはずです」と、ご自身も静香に憧れることがあると語ってくれました。
カトリナ・グリーベルはワールドダイスターを両親に持つドイツ人の16歳。天城さんは「多大なプレッシャーの下に生きているので、ちょっとだけ身長がちっちゃいんです」と、いきなりボケをかまして笑いを誘います。自信家のカトリナはツンツンした部分もあると言いますが、天城さんは「両親がワールドダイスターなので、自分も強くいなければいけないという葛藤もあって、少し不器用だなと感じることがあります」と言い、そういった一面を見てほしいと語りました。また作中ではドイツ語も喋るとのことなので、そちらにも注目です。
森さんの演じる柊 望有については、「劇団シリウスの副主宰でもあり、時に演技のお手本を見せることがあります」と語り、注目ポイントについては「シリウスに長く在籍しているその目的」と「一見とっつきにくそうだけど、ちょっと面白いシーンがあること」を挙げてくれました。
そして再びプレゼンコーナーへ。「TVアニメの見どころ」は長谷川さんが“得意のミュージカル風”で紹介してほしいと振られます。実際にはミュージカルには立ったことがなく、「知らない間に得意なことになっていた」と笑いを誘う長谷川さんですが、「劇中劇ではキャスト陣が舞台向きのお芝居に挑戦していること」「歌もたくさんあること」を美しい歌声で紹介。会場からは大きな拍手が巻き起こります。また、アフレコ用のVTRでは役者さんが実際に演じているといい、本物の人間の芝居を元にして収録をしていると、アフレコの裏話も語ってくれました。
TVアニメのPV上映やスタッフの紹介を挟み、最後は「ゲームアプリの見どころ」を石見さんが“ジェスチャー”で紹介します。「(ジェスチャーゲームは)場数を踏んで参りました」と語るとおり(?)、プレゼン終了後、会場は伝わったことを示す大きな拍手が巻き起こりました。そして、「ゲームアプリにはシリウス、銀河座、劇団電姫、Edenの4つの劇団が登場し、所属するどの美少女キャラクターも個性が強いんです」と補足。ゲームの映像の素晴らしさも魅力として挙げていました。
その後、ゲームアプリ『ワールドダイスター 夢のステラリウム』のPVが上映され、さらに完成したばかりだというキャラクター原案Mika Pikazoさんによるプロジェクトキービジュアルが初解禁されました。そのキービジュアルにはシリウスのメンバーがスタイリッシュに描かれ、登壇者たちも息を呑むばかり。石見さんは「(キャラクターたちが演じる)役柄によってアニメ本編の中でも雰囲気がガラッと変わるんです。このビジュアルでも普段との違いが感じられます」と語りました。
改めてTVアニメ、ゲームアプリ、コミカライズのインフォメーションが紹介され、さらにTwitterによるフォロー&リツイートキャンペーンが実施されることが発表されました。
最後にキャスト陣からのコメントを一部ご紹介いたします。
■森 なな子さん
登壇者の皆さんの英語、ミュージカル、ジェスチャーによるプレゼンを堪能させていただきました。こんなにすごい方々が本気でアフレコに挑んだアニメなので、面白くないわけがないと思っております。私も全力でアフレコに挑みましたので、まずは4月9日放送開始のTVアニメを楽しみにしていてください。そしてゲームアプリもみんなで一緒に盛り上げていきたいと思います。
■天城サリーさん
ようやく皆さんに彼女たちの成長物語……ワールドダイスターを目指す本当に素晴らしいストーリーをお届けできます。少しでも多くの方々に見ていただけるようこれからも頑張りますので、4月からのTVアニメ『ワールドダイスター』と夏から始まるゲームアプリ『ワールドダイスター 夢のステラリウム』をよろしくお願いいたします!
■長谷川育美さん
まさかこんなに広い場所で拙いミュージカルを披露するとは思いませんでしたが(笑)、でもどんなきっかけであれ皆さんが興味を持っていただけたら嬉しいなと思います。『ワールドダイスター』は、今日語りきれなかったくらいたくさん魅力のある作品なので、まずは第1話を見ていただけたら嬉しいです。4月9日からの放送をよろしくお願いいたします。
■石見舞菜香さん
『ワールドダイスター』は演じていても熱く、楽しい作品でした。素晴らしいアニメーションを見ていただければ、きっと皆さんにもその熱さ、楽しさが伝わるんじゃないかなと思います。まずは4月9日から放送が始まるTVアニメと夏配信予定のゲームアプリを楽しみにしていてください。長いお付き合いになったら嬉しいので、ぜひともこれから一緒に歩んでいきましょう!